精子寿命
  • 「妊活を行いたい」
  • 「妊活を効果的に進めていきたい」

と考えている方は、まずはしっかりとした情報収集が大切です。

妊活において、

  • 「精子の寿命がどのくらいあるのか」
  • 「受精が可能な時間はどのくらいなのか」

といった情報を詳しく知って

いる人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、精子の寿命や受精時間などについて詳しく解説していきます。

受精に関する事柄を正しく理解し、効果的な妊活につなげていきましょう。

精子の一般的な寿命は3~4日

寿命

男性の生み出す精子ですが、大体3~4日くらいが寿命と考えられています。

ちなみに一般的な男性の場合、一度の射精で放出される精子数は2~3億個といわれています。

かなりの数という印象があるかもしれませんが、子宮に到達する前の段階で99%は死滅してしまうため、卵子目前まで到達できる精子の生き残りはせいぜい数十から数百個レベルといわれているのです。

精子の寿命とあわせて知っておきたい、妊活のポイント

精子の寿命のわかったところで、受精するためにはどうすればいいか、妊活のポイントについて理解しましょう。

精子と卵子の寿命は異なること、精子そのものにも日によってコンディションが異なることなどについてまとめました。

卵子の寿命は1日で、受精しやすい時間はさらに短い

受精画像

受精、妊娠するまでのプロセスについてまずは簡単にまとめておきます。

まず女性の卵巣から排卵されます。

排卵はだいたい1か月に1回で、月経周期が28日の方の場合、14日前後に排卵されます。

このタイミングでセックスし、男性が女性の膣内に射精すると、タイミングによって卵子と精子が出会って結合する場合もあります。

これがいわゆる受精です。

先ほど見たように精子は放出されてから3~4日は生き続けますが、女性の卵子はさらに短くなっています。

超音波検査で確認するには3週間は必要

卵子が生存している間にセックスして受精しないと、子宝には恵まれません。

受精すると卵子は受精卵になります。

受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、卵管を移動していきます。

そして子宮に到達して、着床をすると妊娠が確定します。

ちなみに受精してから受精卵が子宮に到達する前に4日、根を張って着床するまでに7日くらいかかります。

着床後も細胞分裂はさらに進み、超音波検査で確認できるようになるまで3週間ほど必要です。

精子にもコンディションがある

コンディション

男性の妊活では、日によって精子のコンディションにも違いのあることを理解しなければなりません。

精子のコンディションは、

  • 精液量
  • 濃度
  • 総精子数
  • 運動率
  • 正常形態率

など、いくつかの要素で判断されます。

もし精子の健康状態が良くないと、上で紹介した卵子の放出されるタイミングでセックスしてもなかなか妊娠できなくなります。

禁欲する事で精子が強くなるのは嘘

また日々のオナニーなどを控えて禁欲し「いざという時に出したほうが量も多く濃いから妊娠しやすいのではないか」と思っている人もいるかもしれません。

しかしあまり禁欲しすぎると、かえって精子の質が悪くなります

実は射精せずに精子をため込むと古くなった精子から活性酸素が生み出されます。

これで新しく作られた精子や精子をつくる細胞がダメージを受けてしまって、精子の健康状態が悪化し、精子を生成作る力も低下してしまうのです。

そのため週に2~3回は射精しておいたほうが精子をフレッシュに保てます。

3日以上禁欲が続くのは好ましくないと考えましょう。

不妊の原因は女性側だけでなく、男性側にもあることを理解する

不妊といわれると、女性が悪いというイメージを持っている人も多いかもしれません。

しかし実際には、男性原因の不妊症も珍しくないのです。

WHOが1996年に調査したところによると、不妊症に悩むカップルの中で、48%が男性側に原因のあることがわかりました。

もう少し細かく見ると、男性のみの原因が24%、女性のみの原因が41%、男女双方が24%、原因不明が11%です。

女性だけが不妊症治療を受けているのは、もしかすると片手落ちかもしれません。

こちらの記事にさらに詳しい情報を紹介しているので、興味のある人はチェックしてみてください。

妊活するなら、精子の質を上げることに意識!

もし男性が妊活の努力をするのであれば、精子の質の向上が一つ重要なポイントです。

精子の寿命は3~4日、これはどんなに頑張ってもそれほど伸ばせるものではありません。

また寿命を延ばしたところで、精子の質が悪ければなかなか受精に至りません。

精子のコンディションを上げる方法はいくつもあります。

生活習慣を改善する

例えば頻繁なオナニーを控えること、精液を増やす栄養分を積極的に摂取するなどの対策が考えられます。

できれば精液を増やせる栄養分は日々の食事の中で摂取したいところです。

しかし毎日摂取し続けるのは難しいかもしれません。

サプリを飲む

その場合におすすめなのが、サプリメントです。

食事だけでは十分に摂取できなかったと思ったら、サプリで補っていきましょう。

水があればどこでも簡単に摂取できるので、忙しい人でも毎日続けられるでしょう。

こちらの記事でより詳しい対策方法が紹介されています。

妊娠を望まない場合、精子よりも卵子の寿命を知っておくことが大切

中にはいろいろな事情で、妊娠を望まないカップルもいるでしょう。

その場合には、卵子の寿命について理解しておくことが大事です。

先ほども見たように、卵子の寿命は排卵されてから24時間といわれています。

ここから逆算して妊娠の確率が最も高いのは、排卵日の2日前にセックスすることといわれているのです。

精子は3~4日程度は生き続けます。

2日前にセックスすると、女性の体内で排卵日まで生き続けている可能性が高くなっています。

つまり排卵される卵子を待ち伏せするような形で受精するケースが多いのです。

排卵日の3日前〜妊娠確率は高い

排卵日の3日前から前日くらいまでが妊娠確率が高いといわれています。

もし妊娠を望まない場合には、排卵予定日の3日くらい前から避妊対策をいつも以上に念入りに行ったほうがよいでしょう。

避妊というとコンドームを使ったセックスを行うことが多いでしょう。

コンドームを使用すれば、避妊だけでなく性感染症の予防効果も期待できます。

しかし、思っている以上にコンドームによる避妊失敗は起こりやすいものです。

装着ミスや挿入しているときにコンドームがずれたり外れたりする恐れもあります。

また破けることもあるので注意しましょう。

膣外射精は避妊法としては危険

避妊方法には膣外射精というものもあります。

射精する寸前に男性がペニスを膣から抜いて外に出す方法ですが、これは失敗する可能性が高いのであまりおすすめできません。

ピルが最も避妊法としてはオススメ

最も確実に避妊したいという方は、ピルを服用する方法が失敗する可能性が低いためおすすめです。

正しく服用する必要がありますが、避妊の面では高い効果が期待できます。

コンドームなどの方法は相手の男性頼りの方法ですが、ピルであれば、女性が主体的に避妊できるのです。

ピルを定期的に服用することで、月経周期のリズムが正しくなりますし、生理痛が軽くなる効果も期待できます。

ただし、もし何が何でも妊娠を避けたければ、やはり排卵日近く(危険日)にはセックスしないのが一番でしょう。

まとめ

妊娠できない場合、女性が原因のこともあれば、男性が原因の場合もあります。

ですから妊活は女性だけが頑張るのではなく、男性も一緒になって行う必要があるわけです。

男性の場合、精子の質を高めることが大事であり、また妊娠しやすいタイミングを理解することも大事です。

男性は女性の体の構造について、理解していない人も多いでしょう。

女性の月経周期に関する情報を男性も共有して、ベストタイミングでセックスすることが重要です。

妊活は女性だけでなく、自分のテーマでもあるという自覚を持ちましょう。

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