テストステロンを増加させる食べ物とは?タンパク質・亜鉛・抗酸化ビタミンを多く含む食品

男性的で健康的な身体を作るために必要な「テストステロン」をご存知でしょうか。

テストステロンは男性ホルモンの一種で、男性として魅力的な身体になるためには必須の物質です。

テストステロンを多く分泌する為には特定の栄養素を重点的に摂取するのが効果的です。

今回は、テストステロンを分泌させる食べ物について解説していきます。

累計3000本の精力ドリンクを飲んだ評論家が教えるNo1精力ドリンクとは?_750x400

テストステロンとは?

テストステロンとは、男性ホルモンの一種で、アンドロゲンに属するステロイドホルモンです。

ヒトなど哺乳類のオスの場合では、テストステロンの95%が睾丸内で生成され、残り5%は副腎で生成されます。

また、メスの場合でも卵巣や副腎から分泌されていますが、量は男性に比べると5%~10%ほどと非常に少ないです。

作用としては生後6ヶ月までの男性的な脳への発達に大きく関わるほか、骨格・筋肉の増強にも大きく関係しています。

また、男性の場合は性衝動にも大きな影響を与えていて、性欲や性衝動の増進思春期の男性器の発達・発育にも関わっています。

テストステロンについて、詳しくはこちらの記事を参照ください。

テストステロン増加が期待できる栄養素

サラリーマンがジャンプするシルエット

テストステロンはそのほとんどが睾丸内で生成されるホルモンですが、分泌量は外部から取り入れる栄養素に大きく左右するといわれています。

これから紹介する栄養素を摂取すると、テストステロン増加が期待できます。

タンパク質

高タンパク質な食事

タンパク質は、ホルモン生成全般に大きく寄与する栄養素です。

より正確に言えば、アミノ酸を摂取することで、体内でタンパク質として合成されます。

テストステロンはタンパク質の合成を促す作用があるため、タンパク質の元となるアミノ酸を積極的に摂取することで、テストステロンの増加が期待できるのです。

亜鉛

亜鉛を多く含む食品

亜鉛は男性ホルモンと大きな関わりがあります。

生殖ミネラルという別称が与えられているほど、その関わりは深く強いものとなっています。

テストステロン増加には欠かせない栄養素といえるでしょう。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

抗酸化ビタミン

抗酸化ビタミンを多く含む食品

男性ホルモンを活性化させるには、抗酸化ビタミン類も効果が期待できます。

副腎から分泌されるテストステロンの材料となる物質は酸化に弱いという弱点があるため、抗酸化作用のあるビタミンを摂取することで、酸化を防ぐことが期待できるのです。

抗酸化ビタミン類というのは、具体的にはビタミンCやビタミンEが該当します。

テストステロンを増やすために意識して食べたい食品

食事している男性(サラダを食べる)

テストステロンを増やすためには、摂取する栄養素を意識することが大事です。

テストステロンを増加させる栄養素は、どういった食品に含まれるのでしょうか。

テストステロン増加への効果が期待できる食品を紹介します。

肉類

牛肉ステーキ

ここまでにアミノ酸、つまりタンパク質の摂取が望ましいと述べました。

このタンパク質については、植物性と動物性がありますが、動物性タンパク質には必須アミノ酸であるリジンが豊富に含まれている一方で、植物性タンパク質にはリジンがほとんど含まれていません。

そのため植物性タンパク質よりも動物性タンパク質の方が、よりテストステロン増加の期待が高まります。

四つ脚系の動物の肉や、魚、鶏などを積極的に摂取しましょう。

牡蠣

牡蠣

牡蠣には、亜鉛が多く含まれています。

先ほども説明した通り、亜鉛は生殖ミネラルという別名があり、性ホルモン分泌に大きな関係があるのです。

亜鉛は牡蠣のほか、うなぎや牛肉にも多く含まれています。

ネギ類

ネギ類(ネギ、玉ねぎ、にんにく)

ネギ類の中でもニンニクやタマネギといったものが、テストステロン増加効果が大きく期待できると近年注目が集まっています。

特にニンニクはタンパク質と一緒に摂取すると、テストステロン増強の作用が期待できるのです。

ガーリックステーキやスタミナ丼などが連想されますが、こうしたネギ類と肉類をあわせた料理が「スタミナ料理」とされているのは、こうした仕組みに起因するのです。

バナナ

食べかけのバナナ

バナナといえば男性器を連想する果物でもありますが、実際にテストステロン増強への効果も期待できる果物です。

具体的には、「ブロメライン」というタンパク質分解酵素にも、テストステロン増強作用があるといいわれています。

バナナはそのブロメラインを含む果物の筆頭です。

バナナのほかにも、パイナップルやリンゴにも含まれています。

アボカド

アボカド

森のバターといわれるアボカドは脂肪分のほかにも、ビタミンEを豊富に含んでいます。

前述の通りビタミンEは、抗酸化ビタミン類に含まれるビタミンであることから、テストステロン増強を期待できるのです。

特にテストステロンを含む性ホルモン、「アンドロゲン」の分泌を促すといわれています。

テストステロン増加にはバランスの良い食生活も大事

健康的なオーガニック食材・料理

テストステロン増加のためといっても、上記のような食材ばかりを摂取していればいいわけではありません。

タンパク質ばかりやフルーツばかりといった、偏った食事はNGです。

特に、性ホルモンの活発な分泌のためには、バランスのよい食事が欠かせません。

あくまでもすべての栄養素をバランスよく摂取して、その中で上記のような栄養素の割合を増やすことで効果が期待できるようになります。

バランスの良い食事を毎日作れない人はサプリメントなどで不足している栄養素を補うと効果的です。

テストステロンが増加するおすすめのサプリメントは以下の記事を参照して下さい。

まとめ

今回はテストステロンがどういったものであるかを振り返りながら、テストステロンを増やすためにどういった食べものを摂取すべきかを一通り解説していきました。

テストステロンは、テストステロンとして経口摂取することには、なんの意味もありません。

あくまでもテストステロンを増やし、分泌を促す栄養素を積極的に摂取することで、間接的にテストステロンの分泌を増やそうというのが主旨となります。

健全な肉体を作るためには、健全な食生活が必須といえます。

今回紹介した栄養素の他にも、野菜なども含めてバランスのよい食生活を心がけることで、トータル的な健康増進を図りつつ、精力も強くしていきましょう。

食事以外で男性ホルモン(テストステロン)を増加させる方法は、以下の記事を参照して下さい。

おすすめの記事