メチルテストステロンとは?EDや性欲不振に対する効果・効能や注意点を解説

EDや性欲不振といった男子性腺機能の不全に対する治療に用いられる成分に「メチルテストステロン」があります。

男性ホルモンに似た役割を果たすメチルテストステロンですが、どの様な成分なのでしょうか。

この記事では、メチルテストステロンの概要やテストステロンとの関係、服用による効果・効能や服用上の注意点等について、わかりやすく解説していきます。

メチルテストステロンとは?

EDや性欲低下に対して用いられるメチルテストステロンですが、これはどの様な成分なのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

男性ホルモンを補う医薬品成分

メチルテストステロン

メチルテストステロンとは、ステロイド化合物の一種で、経口摂取によって男性ホルモンであるテストステロンと同様の作用を示すため、男性ホルモンが不足している場合に、これを補う目的で服用する医薬品成分です。

男性ホルモン薬は経口で摂取されることは珍しく、ホルモン治療が必要な場合には注射で投与されることが多いのです。

EDや性欲低下といった症状に対しては、メチルテストステロンが配合された飲み薬が活用されるケースがあります。

男性ホルモン(テストステロン)とEDの関係性

男性器を掴む・痛み

男性ホルモンにもいくつかの種類があるのですが、その中でも睾丸で作られるテストステロンは、男性らしい若々しさや活力の源になる男性ホルモンで、性欲や勃起力といった男性性機能を支える役割も担っています。

しかし、加齢やストレス、生活習慣の乱れなど、様々な理由によってテストステロンは減少してしまうことがあります。

テストステロンが減少すると、

  • 勃起障害
  • 性欲低下
  • 活力低下

といった症状が表れます。

つまり、男性が男性らしくあり、性機能を維持するためにはテストステロンは必要不可欠なものであり、メチルテストステロンは何らかの原因によってテストステロンが減少してしまった場合に、これを補う目的で服用される治療薬というわけです。

メチルテストステロンの効果・効能

聴診器で診療中のベテラン男性医師

メチルテストステロンの作用には、

  1. 男性ホルモンとして機能すること
  2. 女性ホルモンであるエストロゲンの働きを抑制すること

の2つの効果があります。

ED等の治療で用いられる場合の目的は前者の「男性ホルモンとして機能すること」となります。

テストステロンの不足によって勃起障害や性欲減退といった症状が表れると書きましたが、これは「男子性腺機能不全」と呼ばれる症状です。

男子性腺機能不全には先天性のもの、小児期に発症するもの、成人してから発症するものがありますが、この記事を呼んでいる方が悩んでいるのは成人してからのものですね。

そしてメチルテストステロンは1日に20~50mgを継続的に服用することで、体内でテストステロンの代わりを果たし、この男子性腺機能不全を改善する効果・効能が期待できるのです。

メチルテストステロンに関する注意点

注意看板のイラスト

メチルテストステロンは医薬品成分ですので、服用方法副作用については注意点が存在します。

詳しく見ていきましょう。

用法・用量を厳守する

白衣を着た男性医師

メチルテストステロンは、サプリメントなどには配合することが認められていない医薬品成分です。

医薬品成分は人体に及ぼす影響が大きいため、治療効果なども期待できる反面、服用方法を守って正しく服用しなければ、副作用を始めとするトラブルを起こしかねません。

メチルテストステロンの場合には、テストステロンの減少が原因によるED等の症状に対する治療として用いられるため、自己判断をするのではなく、テストステロン値の検査結果や医師の判断に基づいて服用するのが望ましいとされています。

そのため、なるべく医療機関を受診するようにしましょう。

また、メチルテストステロンが配合された医薬品の中には第一類医薬品として購入できるものもあります。

第一類医薬品とは医師の処方を受けなくても薬局やインターネット通販等で購入できる医薬品のことです。

しかし、第一類医薬品のメチルテストステロン配合薬を購入する場合にも、なるべく薬剤師に相談の上で、用法と用量を厳守して服用するようにしましょう。

メチルテストステロンの副作用

心臓をおさえるスーツの男性

メチルテストステロンには服用による副作用があります。

男女共通で表れる副作用と男女それぞれで表れる副作用があるため、それぞれまとめて行きましょう。

男女共通の副作用

  • 黄疸
  • 肝機能障害
  • 悪心
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 脱毛
  • 皮膚の色調変化
  • 多幸症状
  • 発疹
  • むくみ
  • 体重増加
  • 過敏症

男性に表れる副作用

  • 陰茎肥大
  • 持続性勃起
  • 睾丸萎縮
  • 精子減少
  • 精液減少

女性に表れる副作用

  • 嗄声
  • 挫創
  • 多毛
  • 色素沈着
  • 月経異常
  • 陰核肥大
  • 性欲亢進

メチルテストステロンの副作用は現れにくい

メチルテストステロンの服用量は症状によって異なり、男子性腺機能不全の治療が目的の場合には「1日20~50mg」と、最も推奨服用量が少なくなっているため、副作用は表れづらいといえます。

しかし、上記のいずれかに該当する症状が表れた場合には、服用を中止し、医師に相談するようにしてください。

まとめ

メチルテストステロンの効果・効能や服用方法、副作用等の注意点について解説しました。

メチルテストステロンは男性が性機能を維持する上で欠かすことのできない、テストステロンの代替となる作用を示す成分です。

経口によって服用する治療薬があり、中には医師の処方を受けずに購入できるものもありますが、医薬品である以上服用の判断や副作用に関しては、可能な限り診断を受けて処方してもらうのが望ましいといえるでしょう。

この記事を読み、自分が成人してからの後天的な男子性腺機能不全で、メチルテストステロンによる治療が必要なのではないかと思った方は、ぜひ一度医師に相談をしてみてください。

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